2005年03月28日

バイトの話

バイト

高校時代、ラーメン屋でバイトをしていた。

ラーメン屋では、ある一つの伝説が残っている……



とあるバイトが中身の入ったどんぶりを片付ける途中、どんぶりを手からうっかり落としてしまいあわや大惨事かと誰もが思ったその瞬間、なんとそのバイトは足の甲でどんぶりを受け、軽く腰を落として衝撃を殺し、両手を広げてバランスを取った。
足の甲の上で止まるどんぶり!
それを見た客は大興奮! 突然のスーパープレイに皆暖かい拍手を送った。

バイトは照れ笑いをしながら足の甲に乗ったどんぶりを回収しようと、前かがみになった。


カシャン


軽い音と共に倒れるどんぶり、流れるスープ。
客も今までの盛り上がりはどこへやら、一転して気まずい雰囲気に。
雑巾で床のスープを拭くバイトの背中は、どこかもの悲しげな雰囲気を漂わせていたという……


およそ3年前、なんとなく入った知らないお店での話である。
posted by 鵺猫 at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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